福岡市の不動産会社センチュリー21タカラホームのスタッフブログ
「盛土」と「切土」の注意点
日本の国土は、山間部が多いため、もともと平坦なところばかりではなく、傾斜地を造成した宅地も数多く存在しています。
そこで知っておきたいのは、盛土(もりど)と切土(きりど)です。
その言葉からも分かるとおり、盛土は元の地盤面に土砂を盛り上げたものであり、転圧(締め固め)や地盤改良工事が不十分な場合には軟弱地盤になり、強度に不安が残る場合があります。
それに対して切土は元の地盤が残るため、比較的安定しているといえるでしょう。
また、下の図の「宅地」は一つの宅地の中に盛土部分と切土部分が混在し、地盤の強度が異なることによって不同沈下の原因となることがあります。