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2021.02.11

家庭用蓄電池

エコエネルギーの普及に伴い「家庭用蓄電池」の導入が急増しているようです。
家庭用蓄電池の選び方のポイントとメリット・デメリットについて調べてみました。

 

家庭用蓄電池とは?

家庭用蓄電池とはバッテリーに電気を蓄えておき、必要な時に放電して繰り返し使える化学電池のことを言います。
蓄電池は製品によって蓄えられる電気の容量が異なり、サイズも様々です。
基本的には、蓄電容量が15kWh以下の小型のものを「家庭用蓄電池」と呼び、それ以上の大型のものは「産業用蓄電池」として販売されています。

 

省エネ・創エネ設備を設けた「スマートハウス」の導入が進んだことにより、家庭用蓄電池の大容量蓄電システムが注目されるようになりました。

 

 

災害対策としての需要が高まっている

洪水や地震などの大規模な災害が起こると、停電によって電気の供給がストップしてしまいます。
家庭用蓄電池は電気を蓄えておけるので、停電時の非常用電源としても使用可能です。
2011年の東日本大震災以降も、日本には毎年のように大規模災害が発生しているため、災害対策としての家庭用蓄電池の設置需要が年々増加し続けているのです。

 

家庭用蓄電池を設置するメリット

 

災害時に電気が使える

電気の供給がストップすると、照明や電化製品など、身の周りのあらゆる機器が使用できなくなります。スマートフォンの充電もできず、必要な情報を手に入れることもできません。

 

しかし、家庭用蓄電池があれば、停電時に蓄えておいた電力を使うことができます。暗闇の中で不安な時間を過ごすことがなくなるため、停電が起こった時でも安心です。

 

 

太陽光発電の電気を自家消費できる

太陽光発電だけを設置している場合、発電は可能でも余った電力を貯めておくことはできません。
FIT期間満了によって売電価格が大幅に下がってしまった場合は、そのまま売電を続けるよりも電力を自家消費するほうがお得です。
家庭用蓄電池があれば、太陽光発電で発電して余った電力を蓄電しておき、効率的に自家消費できます。

 

 

深夜の割安な電力が使える

電力会社には、夜間の使用電力が割安になる契約プランがあります。
電気料金が安い深夜帯に蓄電池に電気を貯めておき、昼間に使用すれば、電気料金を抑えることが可能です。
また、昼間は太陽光発電の電力を使用し、余った電力を蓄電池に貯めて夜間に使うこともできます。そうすれば電力会社から供給される電気の量を大幅に減らせるため、より経済的です。

 

 

家庭用蓄電池を検討する際のデメリット

 

初期投資費用が必要

最も大きなデメリットは初期投資費用がかかることです。
家庭用蓄電池には電気代が安くなるという経済的メリットがありますが、初期投資を回収するまでにはある程度の期間が必要となります。
また、一時的であっても手元の資金が減ってしまうのは大きなデメリットと言えるでしょう。

 

徐々にパフォーマンスが落ちる

スマートフォンの充電を繰り返すとバッテリーが劣化するのと同様に、家庭用蓄電池も使用していくうちに徐々に蓄電可能容量が少なくなり、蓄電池寿命が減っていきます。

メーカーや製品によっても異なりますが、家庭用蓄電池のサイクル寿命は約10~15年とされています。

 

 

設置スペースが必要

家庭用蓄電池には「定置式」と「移動式」の2種類があります。

定置式は据え置き型のため、設置スペースを確保する必要があります。
移動式は「ポータブル式蓄電池」とも呼ばれており、狭い場所に置くことが可能です。
しかし、小型なので蓄電容量が小さく、日常的な使用には向きません。
一度設置すれば簡単に移動することはできないので、事前にスペースが確保できるかどうかよく検討しておくことが大切です。

 

探してみると容量や性能も多岐にわたりますので、生活環境を考えて導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

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