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マンションだって過度な重さは耐えられない

 

アメリカのフロリダ州のマンションの一部が崩壊した事故がありました。
どんなにしっかりとしたマンションでも設計の段階で使用される部屋の用途にあわせ、その部屋に合った積載荷重を参考に構造計算して柱や梁、床のサイズが決まり建てられています。

 

原因は分かっていませんがマンションは工事中で重い重機が乗せられていたのではないかと言われいます。

 

どんな建物でも予定外の負荷がかかっていたとしたら建物は悲鳴をあげます。

 

建物を建てる時には構造計算を行います。(2階建て木造住宅を除く)

構造計算には部屋の種類別積載荷重を使います。

 

部屋の種類別、積載荷重

住宅の居室・・・180kg/m2(1800N/m2)
事務室・・・  290kg/m2(2900N/m2)
教室・・・   230kg/m2(2300N/m2)
百貨店などの店舗・・・290kg/m2(2900N/m2)
※キロは質量で、ニュートンは重さで1kgを9.80665Nとすることが示されています。

 

分かりやすくするために畳の部屋で説明すると
0.6畳あたり180kgとなります。
6畳居室を例に計算してみます。
3,640mm×2,730mm=9,93㎡
9.93㎡×180kg/㎡=1,787kg

床面全体で1.7tまでの積載に耐えることができます。

 

たとえばランドピアノを置く場合

幅160cm、奥行180cm、重量330kgとします。
これに、椅子(5kg)、演奏者(90kg)を加えて総重量425kgとします。
ピアノの多くは3本脚で設置されます。

330kg÷3本脚=110kg/1脚

 

いくら1㎡あたり180kgまで耐えれる床でも、局所的に110kgの重量が掛かれば変形してしまいます。
なのでピアノを置いたり、たくさんの書籍を置くための本棚を設置するためには床を補強しなくてはいけません。

 

これはマンションだけでななく、戸建て住宅にも言える事です。

 

もし趣味のもので重量がある場合はお住まい探しの際には一言先にお伝えいただくと補強工事が必要なのかも含めいろいろなご提案が出来ると思います。

 

 

 

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