とりまとめでは、オフィスビルを対象として、働く人の快適性や安全性、イベント交流などのプログラムの有無などを一覧にして評価し、認証を与えることで、不動産投資を活性化しようという検討がなされました。
評価ポイントは多岐にわたり、室内のインテリアや、室内動線の快適性、働く人の運動不足改善への試みなども含まれます。
アンケートにおいても、「ESGによって不動産の評価が高まる」という回答が8割を超えたようです。
ESG不動産評価は、不動産投資を対象にしたものですが、似たような考え方は一般の住宅においても採用されています。
不動産の価値を価格だけでなく、快適性やeco性能、安全性などから評価しようという「住宅性能評価」というものもあります。
不動産に関しては、同じ商品が存在しない(立地や陽当り、眺望などすべて異なる)ため、評価をすることが難しいと言われています。
そのため、こうしたESG認証や住宅性能評価など、統一的で明確な判断基準が作られると、一般消費者にとってもわかりやすいものになると思います。
ただ、それでもこうした基準は、購入判断の目安にはなっても、最終的な判断基準とまではならないのではないでしょうか。
こうした評価基準を利用しながら、実際の不動産取引の経験を積んだ不動産業者にご相談いただき、失敗しないお住まい購入をしていただければと思います。
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